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          Project ALFAMA



          Coelacanth Architects


           スペースブロック(Space Block : SB)は、まとまりを持って感じられる空間を取り出して、ブロックのように考える三次元的な空間方法である。

           壁などに囲まれた空気の部分だけを実体化して捉えた立体的なネガポジ反転である。
           ちょうど、金魚鉢を取り除いて中の水を金魚や水草ごと取り出したようなものである。このSBは空間そのものにさわってデザインするために考えられた。

           用意されているそれぞれのブロックは、世界中の特徴的な空間をもとにして作成している。これらのスペースブロックはセットになっていて、取り出してさわったり、組み合わせたり、重ねたりして、自由に遊ぶことができる。

           スペースブロック・ワールドを実現するには、透明の素材を使った模型による方法と、コンピュータ内のモデルによる方法がある。模型を使うと、空間自体をオブジェクトとして手を扱う感じがよくわかる。一方、コンピュータ内に実現すると、SBの多様な変形や組み合わせが容易になり、SBの中に実際に入った視点から考えることもたやすい。

           例えば、SBの中をゆっくりとさまよい続ける「視点」をつくっておくことにする。この視点から、SBの伸び縮みや回転、SB同士の接近、通過、貫入、入れ子、交差、衝突、合体などのシーンを観察する。

           ちょうど宇宙船ドッキングを船内から見るようなものである。そして、いったんSB同士が接続すれば、隣のSBのなかに移動していくことができ、さらに歩き回ることになる。
           


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